製作概要

石塀工事を一例に、原石から施工完了までの製作概要をご紹介します。

原石搬入

sg001
原石を工場へ搬入します。

加工

sg002
大口径切断機により、必要な大きさにスライスします。

部品加工

sg003
寸法どおりにカットし、ステンレスの棒を通す穴を貫通させました。次は曲面を加工します。

sg004
型板に合わせ下書きをします。

sg005
グラインダーで曲面加工をしていきます。

sg006
同じ部品を必要な数だけ作ります。熟練の技術で全て型どおりの曲面に仕上がっています。

sg007
ほかの部品も必要な数だけカットし加工します。

sg008
こちらの曲面も、手作業ながら全て同じに加工されています。

施工

sg009
既存塀石(大谷石)
上には同じく大谷石でできた笠石と飾り石がありましたが、撤去した後の様子です。

sg010
既存塀石の様子です。

sg011
仮置きをしていきます。

sg012
高さと水平を均一にするために糸を張って調整します。

sg013
慎重に部材を組み立てていきます。

sg014
水平と角度をしっかり確認しながら作業します。

sg015
ステンレスの棒をはさむための切り込みを入れます。

sg016
位置と角度を十分に確認しながら作業します。

sg017
大谷石は御影石にくらべやわらかいのでドリルで穴をあけ、既存石と一体になるように接着します。

sg018
セメンを詰めます。

sg019
ステンレスの棒を入れて補強します。

sg020
部材を組み立ててめちをセメントで埋めていきます。

完成

sg021
完成しました。

sg022b
継ぎ目は竜山石の色目をいかした配置にしています。

sg023
既存の大谷石ともとても相性がよく自然な仕上がりです。